2011年8月3日水曜日

北但事業への交付金に関する公開質問書①

  環境省 江田五月 大臣殿
  環境省廃棄物リサイクル対策部 部長殿
  同 廃棄物対策課 杉山 健 施設第一係長殿
                                             平成23年8月 1日

          北但行政交付金申請文書に関する質問書

 松原朋惠が貴省に対し6月17日付で情報公開請求した開示文書「平成21年度循環型社会形成推進交付金」についてのやりとり文書を7月26日付で受け取りました。以下の事項につき、回答を求めます。

                              記

1.環整第1039号の2  平成23年4月8日 「平成21年度循環型社会形成推進 交付金交付額確定通知書」(井戸敏三兵庫県知事から松本龍環境大臣へ)が出されている。
 環整第1039 平成23年4月8日 「平成21年度循環型社会形成推進交付金交 付額確定通知書」(井戸敏三兵庫県知事から北但行政事務組合へ)で平成23年4月1日付け北行組第1号の事業報告に基づき交付額を14,119,000円に確定したとしている。
 環境省前志太健一係長は回答文書(5/19)で翌年度繰越額が「14,119,000円」としている。これでは交付金は全て、翌年度に回したことになる。

 その上、志太前係長は14,729,000円を不用額として北但が国庫に戻したと回答していた。 様式7-2の差引額14,729,000円(交付決定額52,808,000円-交付実績額38,079,000 円)に一致する。
  21年度の交付金額決定がなぜ、平成23年4月8日なのか。また、交付額の決定は環境省の責任に於いて行われていると理解しているが、一体だれの責任で交付額を決定 しているのか。

2.北行組 第1号 平成23年4月1日 「平成21年度循環型社会形成推進交付金事 業実績報告書」(北但行政事務組合から井戸敏三兵庫県知事へ)が出されているが、様式7-3に3つの不審な変更が認められる。

 ①当該年度事業:平成21年4月1日~平成23年3月31日
     完了予定年月日はいつ変更になったのか。その文書を明らかにせよ。
 ②当該年度事業総事業費:92,608,000円に変更されている。
   北但行政事務組合が情報公開文書を間違えたとして、環境省と北但行政事務組合が正しいとする文書を 坊岡住民のくらしと命を守る会に送付してきた。北但が5月13日付、環境省が5月19日付である。そのどちらも当該年度事業費は136,139,000円となっていた。当該年度事業完了予定年月日は平成22年3月31日となっていた。

   4月8日に変更になったとすれば、環境省は当然5月19日には変更されたものを「正しい文書」として送付してくるのが筋である。

③21年度事業実績報告がなぜ、23年4月1日付けなのか。         
  北但行政は広報誌「ほくたん便りNo.10」(平成23年1月)で21年度の決算報告をしている。「国庫支出金」は22,366,000円と報告。議会承認を得、住民に公表した国の交付額を3ヶ月後に変更したのは解せない。
 
 それぞれの項目につき、ひとつひとつ、厳格に答えるよう要求する。

                   〒669-6331 兵庫県豊岡市竹野町坊岡319
                         坊岡住民のくらしと命を守る会
                                      津禰鹿 知己
                                      松原 朋惠(共有地権者)

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