北但行政事務組合
管理者 中貝 宗治 殿
平成23年8月 1日
質問書
当会は貴組合より5月15日付で情報公開文書を間違えたという謝罪文と、正しいとする「平成21年度循環型社会形成推進交付金事業(様式1-3)」を受け取った。
「当該年度事業の総事業費」が貴組合のものは先の公開文書では0円であったのに対し、正しいとされる文書では136,139,000円となっていた。交付金額は45,377,000円だった。
ところが、このたび、環境省が情報公開した文書(7月26日付)によれば、同欄の金額は92,608,000円に変更され、交付金額も14,119,000円に変更されていた。
変更決定日時は平成23年4月8日となっている。 よって以下の点につき重大な疑義があるので、質問に答えるよう要求する。
記
1.平成23年4月1日に貴組合が兵庫県に21年度実績報告を提出し、4月8日に「21年度交付額」が決定され、当該年度事業の総事業費と交付額が変更されていたのに、
5月15日付で当会に送られてきた文書はなぜ、訂正前の金額であったのか。金額を問題にしているのに、なぜ、正しい金額の文書が当会に送られなかったのか。
2.貴組合は広報誌「ほくたん便りNo.10号」(平成23年1月発行)で、21年度決算報告を載せ、市民に21年度の会計報告をしている。「国庫支出金」は22,366,000円と報告している。なぜ、決算報告まで済ませた21年度の交付金事業の「工事完了予定年月日」を平成23年3月31日に変更し、同4月1日、上記変更金額の実績報告を貴組合が県に出したのか。
3.なお、「ほくたん便りNo.10号」に報告された「国庫支出金22,366,000円」は4月8日に決定報告された14,119,000円と違うのはなぜか。
4.5月19日付、環境省廃棄物対策課 志太健一 前施設第一係長 が、当会への回答文書で 「14,729,000円は北但行政が不用額として国庫に戻した」と書いている。4月8日に決定した交付金額14,119,000円よりも多く返納する交付金事業とはどういうものなのか説明を求める。
5.また、志太前施設第一係長が上記回答文書で「北但が翌年度に繰り越した」と証言している額14,119,000円と、4月8日に交付決定したとされる額14,119,000円が同じなのはなぜか。明確な説明を求める。
北但行政はかくも疑義に満ちたことをしながら、「土地収用法」を大上段に掲げて地権者に脅しをかけているが、だれもが納得する説明がない限り、公共事業とはいえ、市民の協力は得られない。早急な回答を要求する。
坊岡住民のくらしと命を守る会
津禰鹿 知己
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